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タイ米でなければ出せない、泡盛の独特の風味

インディカ米に分類されるタイ米は、炊いても粘り気がなくパラパラとしており、独特のにおいもあるため、あまりおいしくないという印象を持つ人も多い。しかし、このタイ米が泡盛造りには欠かせないのだ。14世紀に焼酎の製法が伝わった頃からタイ米が使われており、泡盛のもつ独特の香りや味わいはタイ米でしか出すことができない。食用には向かないタイ米のパサパサ感と硬質さが、焼酎・泡盛造りには最適なのだ。

本格焼酎にも使われるタイ米

タイ米は、焼酎用と泡盛用の2種類がある。麹菌を繁殖させやすいタイ米は、泡盛の原料としてだけでなく、本格焼酎の麹米としても使用されている。タイ米のパサパサで硬い性質が、麹菌の繁殖には最も適している。

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