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ブレンドによって原酒がより風味豊かに

蒸留・貯蔵の過程を経た焼酎の原酒は、そのまま商品にはならない。銘柄ごとに数種類の原酒をブレンドし、銘柄にふさわしい味と風味に仕上げるのだ。ブレンド作業では、銘柄ごとにメインとなる原酒に対し、数パーセントずつほかの原酒を加えて味を決める。まずは少量で実験を行い、配合の割合を検討する。そこでできた焼酎を蔵の責任者らが検討し、その年の焼酎の味を決定する。そして、その配合をタンク全体で行う。

焼酎の原酒は、濃縮された豊かな香りが楽しめる

醪を蒸留し、最初に出てくる焼酎原酒を「初留」や「初垂れ」と呼ぶ。そのアルコール度数は60度にもなるが、蒸留が進むと米や麦は43~44度、芋は37~38度程度まで下がる。初留だけを集めた焼酎では、濃縮された豊かな香りが味わえる。

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コメント
このページに対するコメント
ぱいく 2012-09-20 05:31
ブレンドされてないそのままの焼酎を飲むことってできないのかな?
Peru 2012-09-20 05:32
60度の焼酎とか飲んでみたいわー
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