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でんぷん量の多いさつまいもがうまい芋焼酎を造る

芋焼酎の原料はさつまいもだが、最も多く用いられているのが「コガネセンガン」という品種だ。でんぷんが豊富なでんぷん用のいもとして誕生し、昭和41年に鹿児島で生産が始まった。昭和40年代中頃には、県内で造られる芋焼酎のほとんどに、この品種が用いられるようになった。皮まで白いコガネセンガンは、蒸すと甘い香りが漂い、食べるとホクホクして甘い。この香りと甘さが芋焼酎のフルーティな香りと味をつくり上げている。

焼酎専用の品種「ジョイホワイト」も誕生

平成6年に、焼酎専用の品種「ジョイホワイト」が誕生した。甘さがなく、食用には向かない品種だが、でんぷん質が豊富で、焼酎にするとフルーティな香りが生まれる。この品種からは、マイルドで飲みやすい焼酎が造られる。

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